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トータルフィットのHOTホッとレポート
更新日:2014.10.10(金)
【vol.38】
スマートストレスマネジメントの取り組み
~ストレス可視化による都市型ヘルスケア~
平成25年の秋のトータルフィットには熱い風が吹きました。
経済産業省サービス創出事業、都市型メンタルヘルスケア産業構築のためのコンソーシアムで、検討を重ねてきた事業のパイロット事業がスタートしたからです。
事業名は、スマートストレスマネジメント、略して、SSMといいます。
電通、パナソニック、大阪市立大学、国立循環器病センターなどのメンバーの皆様のなかで、弊社は、相談とアクティビティの提供という、対人サービスの第1線のパートを担当させていただきました。
SSMは先方の会社に出向くのが基本コンセプトです。仕事の合間をぬってご参加いただいた方々と、測定結果を見ながら、個別に面談させていただきました。
その方は、お疲れのご様子で、測定結果結果も、「へとへと」の区分。「お疲れなんですね」「そうなんです。毎日大変で」生活の状況をいろいろとお話いただいたあと、やっぱり疲れているんだと納得されたのか、ご自身の健康管理に少し目を向けられたようで、「休養も必要ですね」と、肩の荷を少し下ろされたようなホッとしたご様子でお帰りになりました。
健康のセルフケアは、ご本人が問題を何とかしなければと思うところから始まります。どうやってケアするか、生活はご本人が決めるのです。ところが、先の方のように、しんどいと感じており、外から見ても心配であっても、本人はなかなか気付きにくいものです。気付きさえすれば自分で何とかしようとするでしょう。セルフケアの意識の向上が注目されますが、まず第一歩は自分の健康に目をむけることだと思った次第です。
SSMは、働く人自身が自分の健康状態を可視化し、自分に合った無理のない運動アクティビティに参加することで、運動の効果はもとより、健康を振り返る機会、参加者同士のコミュニケーションの向上など複合的な要素で職場環境を改善しようとするものです。
あえて「勤務時間中に席を立ち運動をする」ということは奇抜なプランかもしれませんが、それだけの意味、効果があることを、2014年10月24日(金)広島で開催されます産業安全衛生大会にてお伝えできたらと思います。
鵜野 雅子
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